商品コード: RLB222975

バイオプラスチックの開発と市場

販売価格(税込): 82,500
ポイント: 0 Pt
■体裁:B5判、216ページ
■発刊:2016/3
■ISBNコード:978-4-7813-1151-7
■シーエムシー出版

★ 普及期に入ったバイオプラスチックの市場展開を一挙掲載!
★ 各種バイオプラの原料から製造、最新研究動向までを詳述!
★ 用途別製品、開発メーカー、国内外の市場規模や流通などを解説!

【著者】
奥村繁   豊田通商㈱
辻秀人   豊橋技術科学大学
宮保淳   アルケマ㈱
国岡正雄   (国研)産業技術総合研究所
橘熊野   群馬大学
山崎聡   三井化学㈱
藤木哲也   ㈱カネカ
伊藤弘和   トクラス㈱
金子達雄   北陸先端科学技術大学院大学
岩田忠久   東京大学

【目次】
【開発編】

第1章 バイオポリエチレンテレフタレート(PET)の動向
1 はじめに
2 バイオPETの特徴
3 これまでのバイオプラスチックの課題
4 バイオPETの優位性(VS BIO Degradable Plastic)
5 サステナビリティーの確保
6 原料エタノールの動向
7 バイオMEG生産の状況
8 今後の開発動向
9 バイオPETの主な用途
 9.1 ポリエステル/ 合成繊維用途
 9.2 ボトル用途
 9.3 シート,フィルム用途
10 植物由来PET の将来予測,市場見通し
11 総括 ~3R + Renewable =“4R”の時代へ~

第2章 バイオポリエチレン
1 はじめに
2 製造フロー
3 温暖化負荷削減効果
4 食料との競合
5 天然林・自然生態系への影響
6 ブラジル地域社会への貢献とフェアートレード
7 バイオプラスチックの判別法
8 リサイクル方法とバイオ燃料・グリーン電力としての最終利用
9 ポリプロピレン樹脂のサトウキビ由来化
10 バイオエタノールの動向
11 バイオポリエチレンの動向
 11.1 大手小売事業者
 11.2 衛生材料・化粧品・ビューティーケア・洗剤商品の動き
 11.3 食品メーカーの動き(用途別)
 11.4 その他の動き
 11.5 海外の動き
12 バイオマスプラスチックの生産規模に関する将来予想
13 最後に

第3章 ポリ乳酸
1 はじめに
2 合成
3 結晶化
 3.1 ホモ結晶化・包接化合物形成
 3.2 ステレオコンプレックス化
4 物性
 4.1 力学的特性
 4.2 熱的特性
 4.3 表面特性
5 加水分解
6 複合化
7 おわりに

第4章 バイオポリアミド
1 はじめに
2 ポリアミドとは
3 バイオポリアミドの基礎原料-ヒマシ油
4 バイオポリアミドの歴史と現在
5 バイオポリアミドの物性
6 バイオポリアミドの現状と課題
7 バイオポリアミドの将来-さらなる発展のために
 7.1 バイオポリアミド間の製品特性の明確化
 7.2 バイオポリアミド特有の製品開発アプローチ
 7.3 シェールガスの影響
 7.4 石油由来成分のバイオソース化
8 おわりに

第5章 ポリブチレンサクシネートおよび類縁ポリマー
1  はじめに
2  バイオマスからの生産
 2.1 生分解性PBSとバイオマス由来PBS
 2.2 化石資源からの1,4‒ブタンジオールとコハク酸合成
 2.3 バイオマスからのコハク酸発酵生産
 2.4 バイオマスからの1,4‒ブタンジオールとコハク酸化学合成
3  PBS類縁体の合成
 3.1 PBS共重合体
 3.2 コハク酸類縁体
 3.3 1,4‒ブタンジオール類縁体
4  材料特性
 4.1 PBSの物性
 4.2 生分解性
5 最後に

第6章 バイオポリウレタン
1 はじめに
2 バイオポリウレタンフォームの開発
 2.1 開発コンセプト
 2.2 植物由来原料の選定とバイオポリウレタンフォームの位置づけ
3 第一世代バイオポリオールの開発
4 第二世代バイオポリオールの開発
5 バイオポリウレタンの動向
6 最近の開発事例
 6.1 硬質フォーム
 6.2 塗料
 6.3 エラストマー
 6.4 複合材
7 バイオポリウレタン原材料
 7.1 ポリオール
 7.2 ポリイソシアネート
8 今後の技術課題
9 おわりに

第7章 ポリヒドロキシアルカン酸(PHA)
1 はじめに
2 PHA の生合成
3 PHBHHx生産菌株の育種
 3.1 軟質PHBHHx生産系の開発
 3.2 培養生産性の向上
 3.3 更なる3HHxモル分率の向上
 3.4 その他の生物による生産方法
4 PHAの精製
 4.1 溶剤抽出法
 4.2 水系精製法
5 PHAの特性
 5.1 PHBHHxの生分解性
 5.2 PHBHHxの一般物性
6 加工性・用途開発
7 今後の課題

第8章 バイオマス/樹脂複合系
1 はじめに
2 ウッドプラスチックの概要
 2.1 ウッドプラスチック素材について
 2.2 ウッドプラスチックの製造
 2.3 ウッドプラスチックの市場
3 ウッドプラスチックの可能性
 3.1 フィラー充填プラスチックへの展開
 3.2 繊維補強プラスチックへの展開
 3.3 ウッドプラスチックの可能性(事例紹介)
4 さいごに

第9章 芳香環/ヘテロ環を有する超高性能バイオプラスチックの開発
1 バイオプラスチック
2 イタコン酸由来のナイロン
 2.1 ピロリドン環生成反応
 2.2 イタコン酸の重縮合
 2.3 イタコン酸重合体の性能と分解性
3 バイオポリイミドの合成
 3.1 分子設計概念
 3.2 ポリイミドの合成と物性
4 おわりに

第10章 高分子多糖類からの高性能バイオマスプラスチックの創製
1 はじめに
2 高分子多糖類
3 カードランエステル誘導体
4 グルコマンナンエステル誘導体
 4.1 グルコマンナントリエステル
 4.2 グルコマンナン混合エステル
5 キシランエステル誘導体
 5.1 キシランジエステル
 5.2 キシランエステルのポリ乳酸への結晶核剤効果
6 おわりに


【市場編】

第1章 バイオプラスチックの市場動向
1 バイオプラスチックの概要
 1.1 バイオプラスチックの概念
 1.2 バイオプラスチックの種類
 1.3 バイオマスプラスチックの用途
2 バイオマスプラスチックの市場動向
 2.1 世界市場の概要
 2.2 国内市場の概要
 2.3 用途別市場
3 課題と展望
 3.1 今後へ向けた課題
 3.2 今後へ向けた展望

第2章 バイオプラスチックの原料
1 バイオエタノール
 1.1 概況
 1.2 需給状況
 1.3 価格動向
 1.4 バイオエタノールの用途
 1.5 メーカー動向
2 乳酸
 2.1 概況
 2.2 市場動向
 2.3 価格動向
 2.4 乳酸の用途
 2.5 メーカー動向
3 バイオコハク酸
 3.1 概況
 3.2 市場動向
 3.3 コハク酸の価格動向
 3.4 バイオコハク酸の用途
 3.5 メーカー動向
4 1,4-ブタンジオール(1,4-BDO)
 4.1 概況
 4.2 市場動向
 4.3 価格動向
 4.4 1,4-BDO の用途
 4.5 メーカー動向
5 イソソルバイド
 5.1 概況
 5.2 メーカー動向
6 ヒマシ油
 6.1 概況
 6.2 市場動向
 6.3 価格動向
 6.4 ヒマシ油の用途
 6.5 メーカー動向
7 その他木質系材料
 7.1 セルロース
 7.2 ヘミセルロース
 7.3 リグニン

第3章 バイオプラスチックの動向
1 バイオポリエチレンテレフタレート(バイオPET)
 1.1 特性
 1.2 生産量
 1.3 用途
 1.4 バイオPET 関連企業動向
2 バイオポリエチレン(バイオPE)
 2.1 特性
 2.2 生産量
 2.3 用途
 2.4 バイオPE 関連企業動向
3 ポリ乳酸(PLA)
 3.1 特性
 3.2 生産量
 3.3 用途
 3.4 ポリ乳酸関連企業動向
4 バイオポリアミド(バイオPA)
 4.1 特性
 4.2 生産量
 4.3 用途
 4.4 ポリアミド関連企業動向
5 バイオポリウレタン(バイオPU)
 5.1 特性
 5.2 生産量
 5.3 用途
 5.4 バイオポリウレタン関連企業動向
6 ポリブチレンサクシネート(PBS)
 6.1 特性
 6.2 生産量
 6.3 用途
 6.4 PBS関連企業動向
7 パラヒドロキシアルカン酸(PHA)
 7.1 特性
 7.2 生産量
 7.3 用途
 7.4 PHA関連企業動向
8 木材複合系プラスチック
 8.1 開発動向
 8.2 木材プラスチック複合材(WPC,ウッドプラスチック)
 8.3 木材複合系プラスチック関連企業の動向
9 デンプン複合系プラスチック
 9.1 概要
 9.2 デンプン複合系プラスチック関連企業
10 その他のバイオプラスチックの動向

第4章 メーカー動向
1 三菱化学
2 東レ
3 ネイチャーワークス
4 豊田通商
5 双日(双日プラネット)
6 BASF
7 デュポン
8 ユニチカ
9 昭和電工
10 帝人
11 カネカ
12 ダイセルポリマー
13 アルケマ
14 東洋紡績
15 三井化学
16 三井物産
17 ブラスケム
18 ノバモント
19 三菱樹脂
20 三菱ガス化学
21 クレハ
22 大日本印刷
23 アイセロ
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