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RLB100104
マイクロ波・ミリ波帯における測定技術 ~その基礎から応用まで ~
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■体裁:A4版160ページ
■発刊:1998/06/28
■ISBNコード:4-89808-009-X
【執筆者】
橋本修 青山学院大学
※所属、肩書き等は本書発刊当時のものです。
【序文】
本書は,主にマイクロ波・ミリ波帯における材料定数の測定,電波吸収体特性やシールド
特性さらには物体の反射特性の測定法について,その基礎から応用に至る内容を,各種の
電波吸収体材料やシールド材料等の具体的な測定例を多く含めて書かれたものである
【目次】
第1章 材料定数測定の基礎
1.1 測定概要
1.2 導波管法
1.2.1 導波管の基礎
1.2.2 短絡法
1.2.3 開放短絡法
1.3 共振器法
1.4 Sパラメータ法
1.4.1 同軸系の場合
1.4.2 導波管系の場合
1.5 自由空間法
1.6 異方性テンソルの測定法
1.6.1 自由空間法の応用
1.6.2 導波管法の応用
1.7 非破壊測定法
1.7.1 共振器法の応用
1.7.2 導波管法の応用
第2章 反射量測定の基礎
2.1 測定概要
2.2 基礎事項
2.2.1 測定スパン
2.2.2 受信レベル
2.2.3 支持台の影響
2.2.4 大地の影響
2.2.5 測定可能範囲
2.2.6 電波吸収体
2.2.7 レーダ反射断面積
2.3 反射電力法
2.4 電界ベクトル回転法
2.5 ショートパルス法
2.6 タイムドメイン法
2.7 レンジ・ドップラーイメージング法
第3章 シールド効果測定の基礎
3.1 基礎事項
3.1.1 シールド効果
3.1.2 表皮深さ
3.1.3 近傍と遠方
3.1.4 低周波共鳴
3.2 シールド効果測定
3.2.1 板状試料
3.2.2 ガスケット試料
第4章 マイクロ波帯の応用測定
4.1 複素誘電率の分散特性
4.1.1 測定材料
4.1.2 実験式の導出
4.1.3 電波吸収体への応用
4.2 材料定数(,)の温度特性
4.2.1 測定法
4.2.2 測定試料(ガラス繊維FRP)
4.2.3 温度特性
4.2.4 電波吸収量
4.3 物体各部(長手方向)の反射特性
4.3.1 測定法
4.3.2 測定試料(飛翔体モデル)
4.3.3 反射特性
4.4 物体各部(奥行方向)の反射特性
4.4.1 測定方法
4.4.2 測定試料(静止ロータブレード)
4.4.3 反射特性
4.5 高速回転物体の反射特性
4.5.1 測定法
4.5.2 測定試料(高速回転ローターブレード)
4.5.3 反射特性
4.6 アンテナの反射特性
4.6.1 測定試料(パラボラアンテナ)
4.6.2 反射特性
4.6.3 解析例
第5章 ミリ波帯の応用測定
5.1 レーダドーム材料と複素誘電率
5.1.1 測定法
5.1.2 複素誘電率と透過率
5.2 ミリ波電波吸収材料と吸収特性
5.2.1 実現上の問題点
5.2.2 抵抗皮膜電波吸収体
5.2.3 FRP電波吸収体
5.2.4 ゴムシート電波吸収体
5.3 建材の反射特性
5.3.1 測定法
5.3.2 反射特性
5.4 雪・氷の誘電率と透過特性
5.4.1 測定系と試料
5.4.2 測定原理
5.4.3 屈折率
5.4.4 複素比誘電率
5.4.5 雪・氷中の物体からの反射
5.5 自動車の反射特性
5.5.1 測定法
5.5.2 測定車両
5.5.3 反射特性
5.6 シールド材料とシールド特性
5.6.1 シールド材料
5.6.2 ガスケット試料
5.6.3 板状試料
付 録
A-1 棒状試料における係数aeの導出例
A-2 自由空間法におけるの推定プログラム
A-3 金属板で短絡された異方性平板からの反射
A-4 微小ダイポールアンテナ近傍での電波インピーダンス