商品コード:
RLB229393
がん診断機器の全体俯瞰
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技術者向けヒント集
■体裁:A4判256ページ CD-ROM付き
■発刊:2017/9
■ISBNコード:
■ネオテクノロジー
【監修】
ネオテクノロジー
【本書の特長】
バイオテクノロジーやコンピュータシステムの技術発展に伴い、がんの超早期診断・治療への取り組みが活発化しています。早期のステージでがんを発見し、個々のがん患者の遺伝子レベルに合わせたよりきめ細かなオーダーメイド治療へと繋がる可能性があり、今後のさらなる発展が期待されています。
本シリーズは、最近の特許情報から次世代がん診断・治療の最先端技術に関する様々な技術テーマを取り上げ、各技術テーマについて全体像を俯瞰するものです。特許情報は世界中の叡智が集まる知恵の宝庫です。ネオテクノロジーの専門技術スタッフが、読者である研究者の皆様に目を通していただきたい特許情報だけを厳選してお届けします。
第一弾として、がん診断技術を取り上げました。miRNAによるがんの分子診断とイメージング、がんの診断マーカー、がん診断機器の3つの技術テーマに分け、それぞれの技術テーマについて全体像を俯瞰しています。
本書はがん診断機器に着目し、がんの分析機器、分離機器、画像診断、センサープローブ、システムソフトウェア、その他の6つに区分けし、研究者が見ておくべき特許情報58件を厳選しました。DNAの遺伝子解析、マイクロ(mi)RNAを用いた遺伝子発現解析等の測定技術の進歩により、がんの遺伝子診断の分析機器も急速な発展を遂げています。新しいセンサー、プローブが次々と開発され、画像診断もさらに詳細で高感度なものが現われてきています。また、オンラインでデーターベースから解析するといったAIのシステム化も進みつつあり、早期がんの診断や治療効果、予後に関する診断もできるようになる可能性が推測されます。本書は、最新のがん診断マーカーの全体動向を知る情報として、また、新しい診断方法開発のための具体的なテーマを考えるヒント等としてご利用いただくことができます。
【本シリーズ「パテントガイドブック」のねらい】
技術テーマのプランニングや技術開発において、技術者自身が最新の特許情報を的確に把握することが求められています。しかし、膨大な特許情報の中から必要な情報を抽出するには困難が伴います。そこで、特定の技術テーマにフォーカスし、俯瞰しやすいレベルにまとめたのが本シリーズ「パテントガイドブック」です。
技術者の視点で直近の特許情報から最低限必要な約100件の情報を厳選した本シリーズは、技術者が進むべき将来の方向を探る道しるべとして最適なガイドです。
【アングル(技術分類)】
※技術者が目をつける着眼点別に特許情報を収録しています
•分析機器
•分離機器
•画像診断
•センサー・プローブ
•システムソフトウェア
•その他
【掲載企業(順不同)】
株式会社日立製作所
国立大学法人京都大学
国立研究開発法人国立がん研究センター
東ソー株式会社
浜松ホトニクス株式会社ほか
技術的着眼点を俯瞰できるガイドマップ
ガイドマップは、アングル(技術的着眼点)ごとに図面と企業を選び放射状に配置した、ネオテクノロジー独自の俯瞰マップです。直近数年の出願にあらわれる技術と企業を見渡すことができます。
深堀調査に役立つIPC/FIガイド
深掘調査を行う際には国際特許分類(IPC)や日本特許庁独自のファイルインデックス(FI)を利用すると便利です。IPC/FIガイドではアングル(技術分類)ごとの特許情報に実際に付与されている特許分類を抽出し掲載しています。
見やすい誌面
本書で取り上げた特許情報をアングル(技術分類)ごとに分けて抄録を掲載することにより、技術の特徴がより把握しやすい誌面構成となっています。また、巻末には特許情報の一覧表も掲載しています。