商品コード: RLB222730

プロジェクターの最新技術 II

販売価格(税込): 71,500
ポイント: 0 Pt
メーカーURL: http://www.cmcbooks.co.jp/
■体裁:B5判,273ページ
■発刊:2010/12
■ISBNコード:978-4-7813-0295-9
■シーエムシー出版

【監修】
西田信夫   徳島大学 大学院ソシオテクノサイエンス研究部 客員教授

【著者】
西田信夫   徳島大学 大学院ソシオテクノサイエンス研究部 客員教授
菊池 宏   日本放送協会 放送技術研究所 表示・機能素子研究部 主任研究員
山本和久   大阪大学 光科学センター 副センター長
石井達也   セイコーエプソン(株) TFT事業部 TFT設計技術部 課長
小堺 隆   JVC・ケンウッド・ホールディングス(株) 統合技術戦略推進部 技術開発センター グループ長
酒井基裕   ウシオ電機(株) 第2事業部 プロジェクションBU BU長 
福島謙輔   ウシオ電機(株) 第2事業部 プロジェクションBU NSH技術部 部長 
千葉 茂   ウシオ電機(株) 第2事業部 プロジェクションBU XL技術部 部長
八木隆明   フィリップス エレクトロニクス ジャパン ルミレッズ ライティング カンパニー シニアテクニカルサポートマネジャー 
大野智輝   ソニー(株) コンスーマープロダクツ&デバイスグループ 半導体事業本部 マイクロデバイス事業部 レーザ部 プロダクトマネジャー/プロジェクトリーダー 
平野嘉仁   三菱電機(株) 情報技術総合研究所 光・マイクロ波回路技術部 部長
道上敦生   日亜化学工業(株) 第二部門開発本部 窒化物半導体研究所 主査研究員
永瀬 修   リコー光学(株) PJ事業室 サブリーダー(課長)
小川恭範   セイコーエプソン(株) 映像機器事業部 VI企画設計部 部長
菅原三郎   キヤノン(株) レンズ第6開発部 担当課長
後藤正浩   大日本印刷(株) オプトマテリアル事業部 オプトマテリアル研究所
大島徹也   (株)日立ディスプレイズ FPD設計本部 LCD設計部 主任技師
鹿間信介   摂南大学 理工学部 電気電子工学科 准教授
金澤 勝   日本放送協会 放送技術研究所 テレビ方式研究部 研究主幹
小川 潤   NECディスプレイソリューションズ(株) 先行技術開発室 開発グループ グループマネージャー 
大坂明弘   NECディスプレイソリューションズ(株) 先行技術開発室 開発グループ マネージャー 
天野隆平   三洋電機(株) 研究開発本部 デジタル技術研究所 光学システム研究部 課長 
金山秀行   三洋電機(株) 研究開発本部 デジタル技術研究所 光学システム研究部 部長
藤井哲郎   東京都市大学 環境情報学部 情報メディア学科 教授
清川 清   大阪大学 サイバーメディアセンター 准教授 
河北真宏   日本放送協会 放送技術研究所 テレビ方式研究部 主任研究員 
奥井誠人   日本放送協会 放送技術研究所 テレビ方式研究部 主任研究員 
小池崇文   (株)日立製作所 システム開発研究所 主任研究員 
坂井秀行   (株)日立製作所 システム開発研究所 研究員 
及川道雄   (株)日立製作所 システム開発研究所 主任研究員 
山崎眞見   (株)日立製作所 システム開発研究所 主幹研究員
伊達宗和   日本電信電話(株) NTTサイバースペース研究所 研究主任 
石戸奈々子  デジタルサイネージコンソーシアム 理事/事務局長
木村隼一   (株)テクノ・システム・リサーチ 第二グループ 研究員 
諸見里依子  (株)テクノ・システム・リサーチ 第二グループ 研究員

【刊行にあたって】
本書の前身である「プロジェクターの最新技術」が刊行されてから5年以上の歳月が経過した。
 その後もプロジェクターの技術も用途も進化を続けている。例えば,技術に関しては,MEMS(微小電子機械システム)を用いた超小型プロジェクターや,光源として半導体レーザーを用いたレーザープロジェクターが現実のものとなり,用途に関しても,デジタルシネマ,営業マンの携帯用ディスプレイ(モバイルプロジェクター,ポケットプロジェクター),広視野ディスプレイ,立体映像システム,デジタルサイネージなど多彩になっている。
 そこで,プロジェクターの新技術,画像表示素子および新しい用途に重点を置いた改訂版を刊行することになった。もちろん,本書だけでもプロジェクターの全容が理解できるように,従来の技術であっても重要なものは再掲したが,スペースに限りがあるので,従来技術については概要にとどめた。
 本書が,プロジェクターのさらなる発展にいささかなりとも貢献することができれば幸いである。
(「はじめに」より一部抜粋)

2010年12月  西田信夫

【目次】
第1章 プロジェクターの基本原理と種類
1. はじめに
2. プロジェクターの基本原理
3. CRTプロジェクター
4. ライトバルブ式プロジェクター
4.1 油膜ライトバルブ式プロジェクター
4.2 電気光学ライトバルブ式プロジェクター
4.3 液晶ライトバルブ式プロジェクター
5. ライトスイッチ式プロジェクター(DLPプロジェクター)
6. レーザー光走査式ディスプレイ(レーザープロジェクター)

第2章 液晶プロジェクターの概要と技術動向
1. はじめに
2. 応用分野と技術動向
3. プロジェクターの分類
4. 基本構成
5. 液晶ライトバルブ
5.1 透過型液晶ライトバルブ
5.2 反射型液晶ライトバルブ
6. プロジェクションシステム
6.1 透過型液晶プロジェクター
6.2 反射型液晶プロジェクター
6.3 短焦点プロジェクター
6.4 固体光源プロジェクター
7. おわりに

第3章 MEMSプロジェクターの概要と技術動向
1. はじめに
2. 2次元ライトバルブ方式:―DMDプロジェクター―
2.1 基本構造と動作原理
2.2 光変調の基本動作原理
2.3 投影光学システム
3. 1次元ライトバルブ方式:―GLVプロジェクター―
3.1 基本構造と動作原理
3.2 投影光学システム
4. MEMS光スキャナ方式:―ラスタースキャン・プロジェクター―
4.1 種類と動作原理
4.2 投影光学システム
5. おわりに

第4章 レーザープロジェクターの概要と技術動向
1. はじめに
2. レーザープロジェクターの主要技術
2.1 レーザー投射光学系
2.2 スペックルノイズ除去
2.3 光走査系
2.4 レーザー光源
2.5 その他の技術
3. レーザープロジェクション技術の応用
3.1 携帯プロジェクター
3.2 中型~大型プロジェクター
3.3 プロジェクション方式のレーザーTV
3.4 その他のレーザーディスプレイ
4. おわりに

第5章 コンポーネント・要素技術
1. 高温ポリシリコン液晶パネル
1.1 はじめに
1.2 アレイ
1.3 セル
1.4 MLA
1.5 モジュール
1.6 駆動

2. LCOS液晶パネル
2.1 LCOSの歴史
2.2 LCOSの構造
2.3 LCOSにおける光学系
2.4 今後の開発トレンド
2.5 まとめ

3. プロジェクター用ランプ
3.1 はじめに
3.2 超高圧水銀ランプ
3.3 キセノンランプ
3.4 今後の取り組み

4. プロジェクター用LED光源
4.1 はじめに
4.2 プロジェクターの明るさ
4.3 LED光源の白色面輝度
4.4 ライトバルブのEtendueと光源のLED数
4.5 LEDプロジェクター光束

5. プロジェクター用赤色半導体レーザー光源
5.1 はじめに
5.2 赤色半導体レーザーの種類
5.3 ブロードエリア半導体レーザー(BALD)
5.4 端面構造と信頼性
5.5 エミッタサイズと特性
5.6 半導体レーザーと比視感度
5.7 スペックルノイズ
5.8 まとめ

6. プロジェクター用緑色レーザー光源
6.1 はじめに
6.2 緑色レーザー光源の方式
6.3 高出力緑色レーザー光源の開発例
6.4 まとめ

7. プロジェクター用青色半導体レーザー光源
7.1 はじめに
7.2 シングル横モード青色LD
7.3 高出力マルチモード青色LD
7.4 まとめと今後

8. 照明光学系
8.1 はじめに
8.2 プロジェクターの照明系
8.3 インテグレータ光学系
8.4 偏光変換光学系
8.5 プロジェクターにおける投射レンズと照明系のマッチング
8.6 LED光源の特徴と課題
8.7 終わりに

9. 色分離・色合成光学系
9.1 はじめに
9.2 色分離・色合成光学系の基本構成
9.3 構成部品
9.4 色設計
9.5 まとめ

10. 投射レンズ
10.1 はじめに
10.2 環境変化
10.3 投射レンズに要求される基本的な性能
10.4 設計例による投射レンズの具体的説明
10.5 おわりに

11. 背面投射型スクリーン
11.1 リアプロジェクションディスプレイとスクリーン
11.2 MDプロジェクター
11.3 MDプロジェクター用スクリーン
11.4 光吸収帯(ブラックストライプ)付きスクリーン
11.5 ウルトラ・ハイ・コントラスト・スクリーン
11.6 新規高効率スクリーン
11.7 薄型プロジェクションディスプレイ用スクリーン
11.8 まとめ

12. 指向性反射スクリーン
12.1 はじめに
12.2 コーナーミラーを用いた指向性反射スクリーンの構造および裸眼立体表示の原理
12.3 複数人鑑賞用スクリーン
12.4 画面輝度均一化スクリーン
12.5 水平鑑賞範囲拡大ディスプレイ
12.6 卓上ディスプレイ
12.7 おわりに

第6章 装置・応用システム
1. レーザープロジェクターの要素技術とシステム開発動向
1.1 はじめに
1.2 レーザー投写技術
1.3 技術開発動向
1.4 おわりに

2. 超高精細映像プロジェクター
2.1 超高精細映像の仕様
2.2 画素ずらしプロジェクター
2.3 広ダイナミックレンジプロジェクター
2.4 3板式プロジェクター
 
3. 超短焦点プロジェクターの動向
3.1 超短焦点プロジェクターの全体動向
3.2 超短焦点プロジェクターの技術と分類
3.3 超短焦点プロジェクターの最近の応用例(インタラクティブホワイトボードとの組合せ)
3.4 今後の展望

4. 超短焦点レーザー光源プロジェクター
4.1 はじめに
4.2 レーザー光源の特徴
4.3 表示方式
4.4 超短焦点レーザー光源プロジェクターの構成
4.5 超短焦点レーザー光源プロジェクター試作機
4.6 まとめ

5. デジタルシネマ
5.1 はじめに
5.2 映画の電子化の進展
5.3 ハリウッドを中心に進む世界標準
5.4 デジタルシネマの基本仕様
5.5 デジタル3Dの急速な普及
5.6 ODS
5.7 むすび

6. 広視野ディスプレイ
6.1 はじめに
6.2 スクリーン形状
6.3 投影方式
6.4 周壁面ディスプレイの事例
6.5 曲面ディスプレイの事例
6.6 広視野ヘッドマウントディスプレイ
6.7 広視野ディスプレイの高精細化
6.8 任意形状へのプロジェクション

7. 高精細プロジェクターを用いたインテグラル立体テレビ
7.1 はじめに
7.2 インテグラル立体テレビの基本原理
7.3 デュアルグリーン方式高精細映像を用いた立体表示技術
7.4 フル解像度スーパーハイビジョンを用いた立体テレビ
7.5 むすび

8. 重畳プロジェクション方式インテグラル3Dディスプレイとその実装例
8.1 はじめに
8.2 3Dディスプレイの本質
8.3 インテグラルフォトグラフィの原理
8.4 重畳プロジェクション方式インテグラルイメージング
8.5 実装例
8.6 今後の課題
8.7 まとめ

9. 投射型DFD(奥行き融合型3次元)表示装置
9.1 はじめに
9.2 DFD表示
9.3 投射型DFD方式
9.4 広視域化への試み
9.5 まとめ

10. デジタルサイネージとプロジェクター
10.1 デジタルサイネージの現状と特徴
10.2 プロジェクターの活用事例
10.3 課題と展望

第7章 プロジェクターの市場動向
1. プロジェクター市場動向
2. 分野別市場動向
2.1 Business and Education Market
2.2 Embedded and Small Projector Market
2.3 Home Projector Market
2.4 Large Venue Projector Market
3. 新技術・新光源を採用したプロジェクター市場
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