商品コード:
RLB100166
ファインセラミック材料・部品の精密加工技術1
販売価格(税込):
33,000
円
ポイント:
0
Pt
※本書はオンデマンド印刷版となります。
(装丁の変更のみ、内容は発刊当時のものと変わりありません。)
■体裁:
■発刊:1987年8月
■ISBNコード:
【編集委員】
久本方
木下直治
今中治
【目次】
第1編 素形材製造および精密加工技術
第1章 目標と展望
1 ファインセラミックスの精密総合加工とその目標
1. はじめに
2. ファインセラミックス
3. 構造用セラミックス
4. 難削セラミック城の攻め方
5. セラミックスの切削加工
6. セラミックスの研削加工
7. セラミックスの複合研削加工
8. セラミックスの放電加工
9. セラミックスのレーザ加工
10. セラミックスの鏡面加工
11. セラミックスの接合
12. セラミックコーティング
13. セラミックスの複合化技術
14. 光学業界の先例
15. 信頼性の確認技術
16. 目標についての提言
2 ファインセラミックスの開発・利用動向と加工技術
1. はじめに
2. ファインセラミックスの技術開発動向
3. ファインセラミックスの製造技術動向
4. ファインセラミックスの標準化とその進展状況
5. ファインセラミックスの利用並びに市場動向
6. ファインセラミックスの加工技術
3 ファインセラミックスのコストパフォーマンス
1. 除去加工法の仕組
2. 枠内からの発想と枠外からの情報分析
3. 精密加工技術の関連要因図
4. 焼成後の研磨を廃止した事例
5. 内面研削の事例
6. 窒化ケイ素, 直接2mmとりしろ達成の分析
7. とりしろと加工精度の分析
8. 加工における情報の最小単位
9. 決め手となった砥石保持軸の剛性
10. 粗研削と仕上研削
11. コスト評価と工作時間
12. 研削比の評価
13. 各種材料の研削比
14. 粒種の選択に対する研削比の向上対策
15. 砥粒先端の損耗と切りくずポケット
16. ツルーイングとドレッシング
17. 研削速度と研削比
18. 適性とりしろ選択のサンプル作製
19. 研削材の効果
20. 新しい加工システム
21. コストエンジニアリングの総合対策
22. コストパフォーマンス換算に関する問題点
第2章 素形材製造技術
1 成形・焼成技術
1. 成形
2. 焼成
2 能率的精密加工の前工程としてのファインセラミックスの加工技術
1. はじめに
2. 非導電性ファインセラミックス材料に対する加工法
3. 導電性ファインセラミックスの放電加工
3 ファインセラミックスの製造技術
3.1 Al2O3系セラミックスの事例
1. アルミナ系セラミックスの材料特性
2. アルミナ系セラミックスの応用例
3. アルミナ系セラミックスの製造プロセス
4. 結び
3.2 ZrO2系セラミックス
1. はじめに
2. 正方晶ジルコニアセラミックスの製造法
3. ジルコニア強化アルミナセラミックスの製造法
3.3 Si3N4系セラミックスの事例
1. 窒化ケイ素セラミックの発達
2. 窒化ケイ素セラミックの製造方法
3. 材料特性
4. 窒化ケイ素セラミックの製造工程
5. 加工方法
6. 窒化ケイ素セラミックの応用例
7. おわりに
3.4 SiC系セラミックスの事例
3.5 サイアロンの事例
第3章 精密加工技術-Ⅰ
1 ファインセラミックスの精密加工技術総論
1. セラミックスと加工技術
2. セラミックスに用いられる加工法の種類
3. セラミックス加工における最近の話題
4. 材料挙動と加工性
5. 今後の課題
2 研削加工技術
1. ファインセラミックスの研削加工
2. ファインセラミックスの研削加工特性
3. 通常砥石によるファインセラミックスの研削加工
4. 研削加工面の評価
5. セラミックスの研削現象
6. 加工物の強度と研削方法
7. ファインセラミックスの研削加工の課題
3 ファインセラミックスの被研削性
1. 研削加工システムと研削加工点に働く応力
2. 加工点で大きな力が働く研削加工システムでのセラミックスの被研削性
3. 加工点で大きな応力を与え得ない研削加工システムでのセラミックスの被加工性
4. セラミックスの研削加工における最近の進歩
4 セラミックス検索用新種ダイヤモンド砥石
4.1 ビトリファイドダイヤモンド砥石
1. ビトリファイドダイヤモンド砥石の製造
2. ビトリファイドダイヤモンド砥石の種類
3. 砥石の仕様法
4.2 鋳鉄ボンドダイヤモンド砥石
1. セラミックス研削用砥石の条件
2. 鋳鉄ボンドダイヤモンド砥石の製造法と特徴
3. 鋳鉄ボンドダイヤモンド砥石の研削性能
4. MCによるセラミックスの研削加工例
4.3 レジンボンド高密度ダイヤモンド砥石
1. ファインセラミックス加工上の問題点
2. 結合剤の種類と研削砥石の特徴
3. 高密度ダイヤモンド砥石
4. 今後の課題
5 ダイヤモンド砥石のドレッシング技術
5.1ドレッシング技術-1
1. 従来の経過
2. メタルボンドダイヤモンド砥石のツルーイング, ドレッシング
3. レジンボンドダイヤモンド砥石のツルーイング
4. レジンボンドダイヤモンド砥石のドレッシング
5. 連続ドレッシング
6. ビトリファインドダイヤモンド砥石のツルーイング
7. その他
5.2 ドレッシング技術-2 放電によるドレッシングとツルーイング
1. 概論
2. 実施方法
3. ドレッシング, ツルーイング特性
4. 問題点と展望
5.3 機上ワイヤ放電ツルーイング/ドレッシング法
1. 機上ツルーイング/ドレッシングの必要性
2. メタルボンド砥石のツルーイング/ドレッシング
3. 機上ワイヤ放電ツルーイング/ドレッシング法
4. 機上ワイヤ放電ツルーイング/ドレッシングの特徴
5. 装置の概要
6. ドレッシング効果
7. ツルーイング効果
8. 機上での総形砥石の成形
9. おわりに
6 セラミックスの内面研削加工法
1. セラミックスの研削条件
2. CNC内面研削盤による加工例
7 ファインセラミックスの微細加工機
1. はじめに
2. 磁気ヘッドの加工工程
3. 加工機
4. 微細加工機の仕様例
8 ファインセラミックスの研削事例
1. 平面研削の事例
2. 外径研削の事例
3. 内径研削の事例
第4章 精密加工技術-Ⅱ
1 セラミックスの切削
1. 焼結ダイヤモンドについて
2. セラミックスの切削加工
2 マシナブルセラミックス-1
1. マシナブルセラミックスの種類
2. マシナブルセラミックスの製法と特徴
3. マシナブルセラミックスの諸物性
4. マシナブルセラミックスの微構造と被研削機構
5. マシナブルセラミックスの用途と今後の課題
3 マシナブルセラミックス-2
1. はじめに
2. 「シェイパルM」の特徴
3. 「シェイパルM」の加工
4. 「シェイパルM」の用途
4 ファインセラミックスの超音波複合加工
1. 超音波研削の特性
2. 超音波複合加工の実例
3. 超音波振動系の進歩
5 ホーニング, 超仕上加工
1. ホーニング加工の特徴
2. ホーニング理論
3. ホーニングにおける加工性能
4. 超仕上加工
6 ダイヤモンド研磨シートの研磨特性
1. ダイヤモンド研磨シートの意義
2. ダイヤモンド研磨シートの歴史と現状, 及び今後
3. ダイヤモンドシートの分類と特徴
4. 供試ダイヤモンドシートと工作物
5. 実験装置, 実験方法, 及び実験条件
6. 実験結果とその考察
7 セラミックス用研削工具の開発事例-炭火チタン被覆ダイヤモンド粒による研削工具-
1. はじめに
2. ダイヤモンド粒のセラミックス被覆
3. ダイヤモンド砥石の製造
4. 研削性能に及ぼすセラミックス被覆の効果